工場廃水浄化

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汚した水は、微生物できれいに!

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工場では、製品を製造するために、化学薬品やたくさんの水を使用します。その時に、汚した水をそのまま川や海に戻すのは、汚染や公害の原因となってしまいます。今、多くの工場では、このような工場廃水を、微生物がたくさん住んでいる活性汚泥に通すことで環境汚染を予防しています。つまり、微生物の力を利用して汚れを分解し、きれいな水にしてから、川や海に戻して、環境が汚染されるのを防いでいるのです。

バイオ技術

活性汚泥法

生活廃水や工場廃水のような有機物を含む汚水を微生物や原生動物(ゾウリムシ等)の力を用いて浄化する方法です。

廃水処理槽(曝気槽[ばっきそう]といいます)に微生物や原生動物を入れ、十分な空気を送りながらかき回すと、これらの生物は、活発に活動しながら、廃水に含まれる有機物をエサとして育ちます。その結果、有機物がなくなり、きれいになった水を川や海に戻すことができます。

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