ガソリンスタンド

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植物エネルギーで温暖化に貢献!

バイオマス(サトウキビやトウモロコシなどの植物資源)から発酵技術により作られた「バイオエタノール」を配合したバイオガソリンは、環境に貢献する新しい自動車燃料として注目されています。バイオガソリンは燃焼させても、排出された二酸化炭素を吸収して、原料となる植物が育つため、二酸化炭素を増加させない、つまり、地球温暖化を抑制すると考えられています。

日本でも本格導入!

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日本でも2010年度から、バイオガソリンの本格導入が開始されました。課題としては、食糧となる材料を使用していることによる食糧価格の高騰などが挙げられます。食糧と競合しない農産物以外の植物や廃棄物などからより安く効率的にバイオエタノールを作る技術を早急に確立する必要があります。

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車も少しずつ環境保全

近年は、車体の一部に、バイオマスプラスチックが使用されはじめています。ガソリンだけではなく、車体もエコカーになる日も近いかもしれません。

バイオ技術

バイオマスエネルギー

「バイオマス」とは生物由来の資源のことで、具体的にはわら、もみ殻、家畜の糞尿、生ゴミのような廃棄物や、サトウキビやトウモロコシのような資源作物を指しています。バイオエタノールは、太古から人間がお酒を造ってきた技術が基本となって作られています。

バイオ技術

バイオマスプラスチック

植物などのバイオマス資源を原料としてつくられるプラスチックです。このプラスチックを燃やして排出された二酸化炭素を吸って植物が生長します。そして、その植物からまたプラスチックをつくることで二酸化炭素の増加を抑制し、地球環境保全に貢献します。