「タネ」から作る、種なしスイカ
種なしスイカは「種なしスイカのタネ」をまいてつくられます。このタネは、コルヒチンという植物ホルモンで処理したスイカと、普通のスイカを交配させて作ります。とても手間暇かけて「種なしスイカ」専用のタネ作りが行われているのです。
種なしブドウは日本の自慢技術!
種なしブドウは、「普通のブドウのタネ」をまき、実がなる前にジベレリンという成長をコントロールする植物ホルモンで処理することで作られています。種がなく、実が大きい良質なブドウ作りは、日本が開発した自慢技術です。
【海外トピックス】
ハワイ島では、ウイルスの被害でパパイヤがほぼ全滅状態となり、大変深刻な事態となりました。ハワイ出身のデニス・コンザルベス博士が中心となり、遺伝子組換え技術を用いてウイルスに抵抗性をもつパパイヤの開発に成功しました。
遺伝子組換え技術は、パパイヤの壊滅を救ってくれた救世主として、また高品質なモノを生み出す技術としてハワイの人々に受け入れられています。現在、ハワイで生産されるパパイヤのほとんどが遺伝子組換えです。
バイオ技術
品種改良
現在私たちが食べている野菜、くだもの、肉等は、ほぼ全て品種改良されています。 品種改良はバイオ技術のひとつで、人間にとってよりよい性質に改良する技術です。