2004年、日本が中心となり国際協力で進めてきたイネの遺伝情報「イネゲノム*」の解読が終了しました。イネの『遺伝子』の仕組みを知ることで、品種の開発が見込まれ、世界の食糧危機・環境問題の解決に大きく寄与できるものと期待されています。
生物は全て、親から受け継いだ「遺伝子」を持っています。同じ品種の種からまた同じ品種のイネが栽培できるのは、遺伝子が受け継がれているからです。イネの遺伝子全体(いわばイネの設計図)を『イネゲノム』といいます。
イネの場合、遺伝情報はイネの細胞の中にある一組の染色体DNA鎖(12本)にあります。イネゲノムには約3万2千個の遺伝子があると推測されています。
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