2.「遺伝子組換えユーカリ」で、パルプの生産量をUP!
現在、紙の原料となるパルプの需要は供給を大きく上回りつつあり、そのための森林伐採は地球環境問題の一つとして懸念されています。
そこで、パルプの収量を上げるために、生産性を向上させ、収率を向上させるなどの有用遺伝子を組み込んだ「組換えユーカリ」を作成し、その安全性を評価する研究開発が進められています。
また、「ユーカリ」は多量の高分子化合物(セルロースやリグニンなど)を木材の細胞壁に蓄積しているため、工業用原材料やエネルギーとしても有望視されています。
この研究開発により、製紙用原材料を効率的かつ安定的に獲得できると同時に、樹木を原材料とした循環型産業システムが期待できます。
遺伝子組換えユーカリの生産プロセス
地球環境へ配慮しながら、増加する紙の原料を安定的に供給することを目指しています。
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