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「遺伝子組換え植物」で、医薬品原料など有用素材を生産(3ページ中の2)

日本での実施例

1.病気を予防する「イチゴ」を開発中!

最近の健康ブームの流れにより、日本での機能性食品の需要は年々増えつづけ、約4000億円の市場に拡大しつつあります。
現在、遺伝子組換えにより「健康に良い成分を植物により生産する研究」が続々と進められています。
ここでは、その一例として「ラクトフェリン発現イチゴ」をご紹介いたします。

牛乳に微量に含まれる「ラクトフェリン」というタンパク質には、ピロリ菌などの感染症を予防するなど、健康に役立つ働きがあると考えられています。そこで、「ラクトフェリン」の遺伝子を導入したイチゴの作出を試みました。イチゴは、生でもおいしく食べられることや、ジュースにも加工できるなど、加熱による「ラクトフェリン」の変性の心配もありません。

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  2. 「遺伝子組換え植物」で、医薬品の原料や試薬などの有用素材を生産

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