農作物はバイオテクノロジーの産物です。
トマト、ジャガイモ、にんじん、米、小麦…。スーパーや八百屋さんで毎日のように見かける農作物のほとんどは、古くから人間の嗜好に合うように改良に改良を重ねてできたもの。実はこの「品種改良」も、数あるバイオテクノロジーの中の1つ。先人の「食」に対する探究心と、技術の革新が私たちの食生活や健康を支えてきたんですね。
農作物・品種改良年表
- 46億年前地球誕生
- 36億年前生命誕生
- 10億年前多細胞生物誕生
- 4億5000万年前生物上陸
- 6500万年前恐竜絶滅・ほ乳類台頭
- 500万年前人類誕生
- 20万年前ホモ・サピエンス誕生
- 2万年前原始農耕が始まる
- 1万年前イネ栽培が始まる
- 約9000年前小麦、大麦、キビの栽培種の起源
- 約5000年前トウモロコシの栽培種の起源 インゲン豆の栽培種の起源
- 約4500年前綿の栽培種の起源
- 約4000年前サツマイモの栽培種の起源
- 約3000年前落花生の栽培種の起源
- 紀元
- 500ジャガイモ栽培種の起源
- 700中国伝来のブドウ種子を日本の勝沼にて播種(種を蒔く)大豆が日本に伝来
- 1000トマト栽培種の起源
- 1594中央アメリカ原産のサツマイモがヨーロッパ経由で中国に伝来
- 1597サツマイモが日本に伝来
- 1601ジャガイモが日本に伝来
- 1610サトウキビの栽培法が中国より伝来
- 1694植物の人工交配に初めて成功
- 1898イネ人工交配に初めて成功(日本)
- 1956コシヒカリが作り出される(日本)
- 1973遺伝子組替え技術が開発される
- 1994遺伝子組換え農作物が販売
- 2000モデル植物シロイヌナズナの全ゲノムの塩基配列を決定
- 2002イネゲノム重要部分における塩基配列の解読を終了(日本)
- 2004イネゲノム全塩基配列の解読終了
- 2004バイオテクノロジーを用いた「青いバラ」の開発に世界で初めて成功(日本)
- 20059月「あいらんど花どんたく」(福岡市)で「青いバラ」を一般展示
資料提供:農林水産省 農林水産技術会議事務局
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