【開催日時】 2023年11月24日(金) 14:00~16:20
【会場】 MS-Teams
【定員】 500人
【主催】 (一財)バイオインダストリー協会 バイオエンジニアリング研究会
【後援】 (公社)日本農芸化学会(予定)
【協賛】 (公社)日本生物工学会(予定)
遺伝子・細胞治療に使用される細胞製材や、再生医療における細胞の評価技術をはじめとして、細胞医療分野を支える基盤としてのインフラストラクチャーとその司令&管理プラットフォーム戦略について、幅広く取り上げる。
【オーガナイザー】湯本 史明 氏(Ginward Japan(株) 代表取締役)
【座長】 林 洋平 氏((国研)理化学研究所 バイオリソース研究センター iPS細胞高次特性解析開発チーム チームリーダー)
※講演40分+質疑応答10分
はじめに
湯本 史明 氏(Ginward Japan(株) 代表取締役)
遺伝子・細胞治療に使用される細胞製剤の品質管理
川真田 伸 氏((株)サイト-ファクト 代表取締役社長CEO)
(公財)神戸医療産業都市推進機構(FBRI)は、阪神・淡路大震災(1995年)の震災復興事業である「神戸医療産業都市構想」の中核組織として設立され、CAR-T細胞療法の商用製品の製造を通して、製造に関する技術やノウハウ、知見を積み重ねてきた。(株)サイト・ファクトは、2023年4月よりFBRIの事業を引き継ぎ、新たに間葉系幹細胞(MSC)の治験品の受託製造を進めている。
遺伝子導入や遺伝子編集を用いた細胞製剤の開発が世界中で盛んに行われており、遺伝子導入細胞製剤としてはB細胞白血病を治療ターゲットとしたCAR-T細胞などの普及がその代表例である。またTALEN、 CRISPR/Cas9, /Cas3 等を用いた遺伝子編集技術の革新も日々進んでおり、細胞製剤への応用としては他家細胞を用いた細胞治療を前提としたHLA knock out細胞のようなUniversal細胞の開発も進んでいる。
遺伝子・細胞治療を必要とする患者の皆様へ遺伝子・細胞製剤を提供して健康社会を実現するために必要な品質管理試験の現状、遺伝子・細胞製剤製造の自動化、電子化に向けた新規システムの研究開発と実用化への取り組みについて紹介する。
再生医療への取り組みとAIを活用した細胞評価技術の紹介
阿部 公揮 氏(清水建設(株) 技術研究所 主任研究員)
清水建設(株)では、再生医療やバイオ医薬品施設の建築設計・建設工事だけでなく、医薬品製造設備の設計・施工、マテリアルバランスや製造スケジュールの検討サポートなど、一貫したトータルエンジニアリングサービスを提供している。自社研究所内には、細胞培養環境や培養プロセスについて統合的な実証が可能な、細胞培養施設(CPC)「S-Cellラボ」を保有し、実際に細胞を扱った研究開発も行っている。また、従来の医薬品製造に比べて手作業が多い再生医療製品の製造工程を改善するために、作業の機械化・自動化・省人化に貢献する技術開発にも積極的に取り組んでいる。本講演では「清水建設の再生医療やバイオ医薬品施設への取り組み」に加え、「タブレットを用いて細胞管理を行うシステム"S-Cell manager"」および「AIを使った細胞評価システムの開発事例」について紹介する。
総合討論(30分)
※講演プログラム・講師について ⇒ こちら をご参照下さい。(PDF 1.766KB)
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11月22日(水)
※参加者名簿は主催者・講師等で共有いたします。
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※セミナーURLは申込完了メールとリマインドメールメールに添付いたします。
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(一財)バイオインダストリー協会(担当:矢田、橋本、岸本)
E-mail:miraibio(at)jba.or.jp ((at)を@に変えてください)