1/7新資源生物変換研究会第5回公開勉強会「オートファジー研究と応用の最前線」
2025年1月7日 新資源生物変換研究会第5回公開勉強会「オートファジー研究と応用の最前線」を開催いたしました。下記の【プログラム】についてJBA会員限定でマイページよりご覧いただけます。
我が国におけるオートファジー研究は、大隅氏らによる酵母を用いたATG遺伝子群の発見を契機に動物細胞におけるメカニズム、ヒトの健康・医学への展開など、常に世界をリード、2016年 ノーベル生理学・医学賞の大隅氏への授与はそれを実証したものである。その後、産業化にむけたアプローチ、オートファジーコンソーシアムの形成、ベンチャー企業であるAutoPhagyGoによる活動も進行中である。オートファジーは細胞内における「循環型生物変換系」であり、限られた栄養条件下で、効率的なエネルギーにより資源を循環させる細胞の生存戦略を示すもので、サーキュラーエコノミー社会を確立するための新たな気付きや何らかの契機になることを希望し、最新の研究・産業化の動向についてご紹介する。
プログラム
「健康長寿実現の鍵を握る細胞機能・オートファジー」
吉森 保 氏(大阪大学 名誉教授)、石堂 美和子 氏 ((株)AutoPhagyGo 取締役社長)
「オートファジーによるタンパク質品質管理:相分離p62とそのオートファジー分解」
小松 雅明 氏(順天堂大学 医学部 教授)
「複合微生物系によるオートファジー腸内代謝物の生産」
中島 賢則 氏((株)ダイセル 事業創出本部バイオデザインチーム チームリーダー)
お問い合わせ
新資源生物変換研究会 村尾・本田・青木
E-mail:greenbio(at)jba.or.jp ((at)を@に変えてください)