11/5 アルコール・バイオマス研究会主催「栃木県茂木町・さくら市バイオマス利活用施設見学会」開催
2024年11月5日(火曜)に、アルコール・バイオマス研究会主催の「栃木県茂木町・さくら市バイオマス利活用施設見学会」を開催しました。
茂木町有機物リサイクルセンター美土里館では、施設管理の方から詳細な説明をいただきながら見学しました。地域から発生する廃棄物系のバイオマス(生ごみ、牛糞、落ち葉、おが粉、もみ殻、竹)を利用し、主に堆肥化されている施設が紹介され、活発な質疑応答が行われました。バイオマス利活用においては、コストだけでなく地域産業の活性化にも貢献していることが伝えられました。
さくら市では、まず資源作物であるエリアンサスの圃場を見学しました。育種から栽培の効率化に至るまで、担当している研究者からその成果や課題が説明してもらいました。また、(株)タカノ社ではエリアンサス等の育苗の様子や収穫したエリアンサスをペレット化している設備を、タカノ社の説明の下で見学しました。その後、もとゆ温泉では、エリアンサスペレットを使用したボイラー施設を見学し、施設管理者からエリアンサスペレット、およびペレット専用ボイラーの特質について説明を受けました。
移動のバス内では、バイオマス産業都市に関する説明も行われ、その後、宇都宮市内で情報交流会を開催しました。
参加者のアンケートでは、実際に活動されている方々から現物を見ながら直接説明を受けることができたなど、満足いただけた見学会となりました。
来年度も開催予定ですので、ご興味のある方は、ぜひアルコール・バイオマス研究会への入会をご検討ください。
ご入会ご希望の方は、こちらよりご連絡してください。
なお、ご入会はJBA法人会員またはJBA個人会員(アカデミア)の方に限らせていただいており、お申し込み後アルコール・バイオマス研究会会長の承認をもって、入会とさせていただきます。