発酵と代謝研究会 2023年度講演会「さまざまな視点から『発酵と代謝』研究をあらためて考える(4)」
2019年に内閣府によりバイオ戦略がたてられ、昨年7月には有識者提言として戦略の見直しやバイオ関連予算、バイオコミュニティなどについてのコメントがだされている。この流れに沿って、昨年度からNEDOやJSTではバイオものづくりに関して大きなプロジェクトが開始されている。バイオものづくりでは発酵生産、代謝解析、制御に関する研究開発は最も重要な要素である。そこで、過去3年の講演会に引き続き、さまざまな角度から発酵、代謝、細胞生理の基礎および応用研究を視ることにより、インダストリーに繋がるバイオサイエンスをあらためて考えてみる機会として本講演会を企画した。
講師の豊福 雅典 氏(筑波大学)、井上 和仁 氏(神奈川大学)、古澤 力 氏((国研)理化学研究所)の講演動画を、JBA会員の皆様に公開いたしました。マイページのセミナー動画配信より視聴いただけます。
マイページにログイン後、ホームページ右上の「マイページ」より閲覧ください。
プログラム
13:30~13:35
開会挨拶
大西 康夫 氏(発酵と代謝研究会 会長、東京大学大学院農学生命科学研究科 教授)
13:35~14:20
「細菌から放たれる膜小胞の理解と利用」
豊福 雅典 氏 (筑波大学 生命環境系 准教授)
14:20~15:05
「ヘテロシスト形成型シアノバクテリアを利用した光生物学的水素生産 ~窒素栄養の制限による持続的な水素生産~ 」
井上 和仁 氏 (神奈川大学 化学生命学部生命機能学科 教授)
15:05~15:15 休憩
15:15~16:00
「ラボオートメーションを用いた大規模微生物進化実験:進化の予測と制御へ向けて」
古澤 力 氏 ((国研)理化学研究所 生命機能科学研究センター 多階層生命動態研究チーム チームリーダー/東京大学大学院 理学系研究科 教授)
16:00~16:45
「Bio-DBTLのキラーツールとしてのメタボライトセンサの高速開発DBTL」
梅野 太輔 氏 (早稲田大学 先進理工学部 応用化学科 教授)
16:45~16:50
挨拶
吉田 聡 氏 (発酵と代謝研究会 副会長、キリンホールディングス(株) リサーチフェロー)
お問い合わせ
発酵と代謝研究会事務局 (担当:和田・青木)
E-mail:greenbio(at)jba.or.jp ((at)を@に変えてください)