9/4開催 Food Bio Plus 研究会シンポジウム「プロテインクライシスに挑む未来タンパク資源の製造・加工技術の開発と新たな食システムの創成を目指して」報告

　2023年9月4日（月）、標題のシンポジウムを第75回日本生物工学会大会（名古屋大学）において開催した（Food Bio Plus 研究会の後援）。
　喫緊の課題であるプロテインクライシスに挑むため、微生物改変技術、植物育種技術、プラントベースフードや培養肉・微生物肉の大量培養技術、加工技術、食感・風味改善、3Dプリンタによる加工技術、さらには未来タンパク資源の受容拡大に向けた消費者の心理学的課題の解決などについて、5名の先生方にご講演をいただき、社会実装の鍵を握る様々な技術的・社会的課題を抽出・精査することを目指した。
　当日は早朝からの開催にも関わらず、200名以上、最大300名の参加者を得て、質疑も大変活発で、演者にも聴講者にも満足度の高いセッションとなった。詳細は協会誌「バイオサイエンスとインダストリー」にて報告予定である。