新資源生物変換研究会シンポジウム(日本農芸化学会2023年度大会)「脱炭素社会で活躍する循環型炭素資源からの有用物質生産」(1AS)
2050年脱炭素社会に向け、地球環境保護に取り組み、資源の保全や環境負荷の低減により、社会の持続的発展を目指す時代となってきた昨今、再生可能エネルギーや、バイオマス・CO2・C1化合物などの循環利用可能な炭素資源を活用する、カーボンニュートラル/ネガティブエミッションを達成する持続可能な循環型物質生産プロセスの開発が進められている。本シンポジウムは、(一財)バイオインダストリー協会(JBA)の新資源生物変換研究会との共催として、カーボンリサイクル・脱炭素をキーワードに、ソルガムなどの資源作物やポプラなどの早生樹からのバイオリファイナリーや、水素細菌やC1微生物によるCO2やC1化合物から有用物質生産を例にとり、循環型バイオ生産プロセスの開発動向に関する話題を提供し、将来展望について討論する。
開催概要
開催日時
2023年3月14日(火) 16:00~18:30
会議形式
オンライン
主催
(公社)日本農芸化学会、(一財)バイオインダストリー協会 新資源生物変換研究会
プログラム
世話人:
由里本 博也 氏(京都大学大学院農学研究科/新資源生物変換研究会 幹事)
田丸 浩 氏(三重大学大学院生物資源学研究科/新資源生物変換研究会 幹事)
16:00~16:05
はじめに
由里本 博也 氏(京都大学大学院農学研究科/新資源生物変換研究会 幹事)
16:05~16:33
「機械学習を利用した次世代産業微生物の開発」
吉国 靖雄 氏(Lawrence Berkeley National Laboratory)
16:33~17:01
「国際農研のカーボンリサイクル技術 -サーキュラーエコノミーを目指して-」
小杉 昭彦 氏(国際農林水産業研究センター)
17:01~17:29
「二酸化炭素からの有用物質生産プラットフォームとしての「国産」水素細菌の可能性」
新井 博之 氏(東京大学大学院農学生命科学研究科/新資源生物変換研究会 幹事)
亀谷 将史 氏、石井 正治 氏(東京大学大学院農学生命科学研究科)
17:29~17:57
「バイオマス、C1化合物、CO2を原料としたポリヒドロキシアルカン酸の微生物合成」
福居 俊昭 氏(東京工業大学生命理工学院/新資源生物変換研究会 幹事)
17:57~18:25
「地域バイオコミュニティ創成と再生可能バイオ燃料生産の可能性」
田丸 浩 氏(三重大学大学院生物資源学研究科/新資源生物変換研究会 幹事)
18:25~18:30
おわりに
田丸 浩 氏(三重大学大学院生物資源学研究科/新資源生物変換研究会 幹事)
参加方法
講演会参加費
日本農芸化学会の参加資格によります。
大会詳細は こちら からご確認ください
※本シンポジウム参加費は日本農芸化学会参加費に含まれます。
※大会参加費は日本農芸化学会にお支払いください。JBAでの参加費のお取り扱いはありません。
お問い合わせ
(一財)バイオインダストリー協会
新資源生物変換研究会 事務局(担当:畚野・河辺・青木)
TEL:03-6665-7950