ミリオンスクリーニング技術
100万検体をスクリーニングする
⻑岡技術科学⼤学、
(国研)産業技術総合研究所、
(株)オンチップ・バイオテクノロジーズ
100万検体をスクリーニングする
⻑岡技術科学⼤学、
(国研)産業技術総合研究所、
(株)オンチップ・バイオテクノロジーズ
ミリオンスクリーニング技術は、従来技術では数ヶ⽉から年単位かかっていた作業を、1,000倍効率化することで、数⽇から数週間に短縮可能な技術です。"未培養・難培養微⽣物の可培養化技術"による可培養化率向上と組み合わせて、従来はアクセス不能であった⽣物資源(宿主・遺伝⼦資源など)も獲得可能になります。
本事業では従来のドロップレット培養スクリーニング技術と⽐較して、検出系の拡充による汎⽤性向上や所要時間の短縮や作業者の負担軽減も実現しています。
1.広域な⽣物資源・遺伝⼦資源の探索範囲
可培養化率の劇的向上による探索範囲の拡⼤
2.ウルトラ-ハイスループット
種々の条件下(培養条件・評価⽅法)で100万〜1,000万検体を1⽇で解析可能
3.⽣育・物質⽣産状況で選択的に選抜
ドロップレット1つ1つが「培養器」であるため、微⽣物の⽣育や代謝物を評価可能(シングルセルのスクリーニングシステムでは不可能)
酵素活性︓ペプチダーゼ、セルラーゼ、アミラーゼ、RNaseなど
物質⽣産性︓様々な脂肪酸組成の油脂
⽣育能︓⽐活性、代謝能、耐性等を検出
活性・機能に基づいた環境微⽣物の探索や微⽣物の育種に利⽤可能です。以下の例があります。
⻑岡技術科学⼤学 技術科学イノベーション専攻 発酵科学研究室
E-mail:owataru@vos.nagaokaut.ac.jp
最終更新日:2024年11月13日 13:34