研究開発の⽬的
微⽣物等を活⽤したバイオによるものづくりは、従来の化学プロセスに⽐べ、常温常圧下での反応が進⾏する等、省エネルギーな物質⽣産プロセスが組み⼊れられる可能性があるとともに、原料を化⽯資源に依存しないバイオマスからの物質⽣産も期待されることから、炭素循環型社会実現に資するものづくりへの⼤きな変⾰が期待できると考えています。バイオマス等を原料としたものづくりへの転換、炭素循環型社会の実現を⽬指す上で強化すべき取組として、バイオ資源活⽤促進のための各種技術や従来法にとらわれない次世代⽣産技術の開発等について情報解析技術を活⽤して確⽴することが急務です。
本プロジェクトでは、バイオものづくり産業の基盤として、バイオ資源活⽤促進のための各種技術や従来法にとらわれない次世代⽣産技術開発を実施します。次世代⽣産技術としてはスケールアップや後⼯程の回収・破砕、分離、精製等まで含め、⼯業化に向けた⽣産プロセスに関わる技術の開発と検証を⽬指します。