本プロジェクトの一環で、政府の掲げるバイオ戦略に基づいて、関東圏に産学でのバイオ生産実証を推進する拠点の形成をめざし、2021年に公募した結果、Green Earth Institute 株式会社と協和発酵バイオ株式会社が提案したテーマ「スマートセル時代のバイオ生産プロセス実用化を促進させるためのバイオファウンドリ拠点の確立」が採択されました。
Green Earth Institute 株式会社と協和発酵バイオ株式会社は、三井化学株式会社茂原分工場内(千葉県茂原市)の1500Lまでの発酵槽を備える既存設備に加え、3000Lの発酵槽を備える「バイオファウンドリ研究所(仮称)」を新設し、スケールアップ検証や試作などの生産実証を行います。
NEDO ニュースリリース
一方、関西圏には、スマートセルプロジェクト(「植物等の生物を用いた高機能品生産技術の開発」事業)において、デジタル技術とバイオ技術を組み合わせた超高速微生物育種プラットフォームであるバイオファウンドリ実験室を神戸大学に整備しました。
また本プロジェクトでは、大阪工業大学・大阪大学・京都大学などに30Lまでの発酵槽を備える研究開発拠点を整備しています。