一般財団法人 バイオインダストリー協会

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機関誌「バイオサイエンスとインダストリー(B&I)」

「バイオサイエンスとインダストリー(B&I)」は(一財)バイオインダストリー協会(JBA)が隔月で発行している機関誌です。 機関誌B&Iでは、飛躍的に発展するバイオサイエンスの最新情報を、バイオに携わる最前線の研究者が丁寧に解説しています。

バイオテクノロジーは、医薬、ヘルスケア、医療機器、食品、化学、エネルギー、環境等、広範な分野で使われています。B&Iは、基礎研究、応用研究だけでなく、産業化への展開などのテーマも数多く取りあげ、バイオ関連産業を担う企業やアカデミアの研究者、政策立案を行う官公庁の担当者、その他さまざまな方に購読いただいています。
B&IはJBA法人会員、個人会員ご入会の方に無料でご提供しております。会員以外で購読をご希望の方は、1冊からご購入いただけます。この機会に、JBAご入会、B&Iご購読をぜひご検討ください。

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最新号目次

2021 VOL.79 NO.2

巻頭言

◆海洋研究の重要性と未来の展望(松永 是)

解説

◆受容体タンパク質を用いた味覚感知初反応の解析と応用(山下敦子・芦川雄二・南後恵理子・安井典久)

要旨
 味覚受容は味物質と味覚受容体との分子間相互作用から始まる。筆者らは、構造解析のための試料調製の方法論を利用して、受容体タンパク質を調製し、各種相互作用解析を行っている。これらは味物質評価法への応用が期待できる。

◆バイオサーファクタントによるバイオフィルム除去および形成抑制(高橋晃平・久能 樹・野村暢彦・Andrew S. Utada)

要旨
 筆者らは、マイクロ流体デバイスを用い、界面活性剤によるバイオフィルム除去を定量的に評価できるシステムを構築した。このシステムを用いることで、生物由来と石油由来界面活性剤の組み合わせによるバイオフィルム除去の相乗効果を見いだし、環境に優しいが高価な生物由来界面活性剤の利用促進の可能性を示した。

◆生物素材を活用した金属ナノ粒子の作製(Sharad Bhatnagar・小堀俊郎・小川和義・青柳秀紀)

要旨
 銀や金などの金属ナノ粒子は医学・医療、理学、農学など幅広い学術・産業分野で多様な研究や応用が行われている。本稿では、生物素材を還元剤として活用した環境負荷の少ないグリーンな反応による銀などの金属ナノ粒子の作製について紹介する。

◆人工シャペロンとペプチドの機能創発による脂質膜構造制御(丸山 厚)

要旨
 分子シャペロンの機能をイオン性高分子材料により再現し、折りたたみや組織化を促すことで生体高分子を機能強化した。シャペロン高分子により脂質小胞・シート間を環境変化に応じ自律変換する新たな脂質システムが実現した。

◆生体分子センシングや薬剤放出の多段階制御を可能とする超分子ヒドロゲル(中村圭佑・窪田 亮・浜地 格)

要旨
 筆者らのグループでは、超分子ヒドロゲルを利用した新しい機能性ソフトマテリアルを開発してきた。本稿では、機能分子との複合によるバイオマーカーセンシングと多成分ネットワークを利用した薬剤放出制御について紹介する。

トピックス

◆酵母における機能性アミノ酸「オルニチン」高生産のしくみ(大橋正孝・高木博史)

◆うつ病の原因となるヒトヘルペスウイルス6のSITH-1遺伝子の発見(近藤一博)

◆老香を発生させにくい清酒酵母の育種(井上豊久)

◆遺伝子組換え専用隔離ほ場で実証された光合成増強イネの増収効果(石山敬貴・尹 棟敬・菅波眞央・牧野 周)

◆ユニークな生合成機構を持つ新規リポペプチド系天然物の発見(尾仲宏康)

◆微生物を用いたバイオセメント生成技術(中島一紀・川﨑 了)

◆糸状菌に内生する細菌の縮小化ゲノムの特徴(郭 永・高島勇介・西澤智康)

バイオの窓

◆酵素の見た目は何%?(伊藤創平)

国際動向

◆グローバルバイオエコノミーサミット2020(髙田英昭)

産業と行政

◆令和3年度 各省バイオ関連予算案

◆「食文化」を通じた魅力発信(小宮恵理子)

地域産業支援機関の活動⑪
◆10周年を迎えたとっとりバイオフロンティアの歩み ~染色体工学技術を中心としたバイオ拠点形成の取組み~(野口 誠)

◆GABA高蓄積トマト誕生(佐々義子)

特集

NEDOスマートセルプロジェクト

◆シソ健康機能性成分の高効率生産技術開発(高橋麻起子)

◆ジャガイモシストセンチュウ孵化促進物質の大量生産系の確立に向けて(一町田紀子・古田和義・田林紀子)

第4回バイオインダストリー大賞受賞業績

◆血液凝固第Ⅷ因子機能を代替するバイスペシフィック抗体医薬の創製による血友病Aの治療革命(北沢剛久)

第4回バイオインダストリー奨励賞受賞業績

◆毛包幹細胞の自己組織化培養法と毛髪再生医療への応用(福田淳二)

◆微生物酵素の探索を基盤とした有用化合物生産プロセスの開発(原 良太郎)

◆DNAコンピューティングと核酸検査をつなぐDNA増幅反応(小宮 健)

◆昆虫の農薬抵抗性に関わる腸内微生物の発見とその生態・機能の解明(菊池義智)

バイオプラスチック

◆酵素触媒重合による高分子多糖類の合成と高性能部材化(木村 聡・岩田忠久)

新型コロナウイルス感染症(1)

◆COVID-19特集を組むにあたって(養王田正文)

◆新型コロナで露呈した我が国感染症対策の14の問題(宮田 満)

◆新型コロナウイルス概論(水谷哲也)

◆新型コロナウイルス感染症の臨床像(忽那賢志)

JBAニュース

バイオエンジニアリング研究会
◆コロナ禍に対処するバイオエンジニアリング

◆3大学医工連携オンラインセミナー ~新型コロナウイルス・脳研究・マイクロデバイス~(高橋美和・代島弘道・小野洋一)

◆コロナ禍におけるJBAのセミナー活動

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「バイオサイエンスとインダストリー(B&I)」までの道のり

酒精協会誌(1942年~1943年、第1巻)

JBAの前身は、1942年に創設された任意団体「酒精協会」で、第1巻第1号「酒精協会誌」は同年4月に発刊されました。しかし、当時の印刷用紙は配給制であったため、第1号第7巻~第12巻は2号合本で作製されたようです。

醗酵協会誌(1943年~1974年、第2巻~第33巻)

酒精協会は、1943年(昭和18年)に財団法人に認可、改称し、新たに「財団法人発酵協会」として活動スタートしました。それに伴い、「酒精協会誌」は「醗酵協会誌」として改題され、第2巻を発刊しましたが、戦中・戦後という時代の中で1948年(昭和23年)までは、複数号の合本での発刊、休刊が続きました。苦難の5年間を乗り越え、1949年(昭和24年)からは、6年ぶりに毎月発刊できるまでになりました。

発酵と工業(1975年~1988年、第34巻~第46巻)

1975年、「財団法人発酵工業協会」へと改組され、協会の新発足を機に、機関誌も「発酵と工業」と改題されました。
 1983年には発酵工業協会内に、バイオインダストリーの振興とその健全な発展に寄与するため、「バイオインダストリー振興事業部(Bioindustry Development Center)」が開設されました。その後、1987年、発酵工業協会とその特別部会であるバイオインダストリー振興事業部とを発展的に改組、「財団法人バイオインダストリー協会(Bioindustry Development Center)」となりました。

バイオサイエンスとインダストリー(1988年~ 、第46巻~ )

「発酵と工業」、「BIDEC NEWS」の統合を行い、1988年4月より「バイオサイエンスとインダストリー」が生まれました。

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