【開催日時】 2023年3月30日(木) 14:00~16:45
【会場】 MS-Teams
【定員】 500人
【主催】 (一財)バイオインダストリー協会 バイオエンジニアリング研究会
【後援】 (公社)日本農芸化学会(予定)
【協力・協賛】
次世代バイオ医薬品製造技術研究組合、(公社)日本生物工学会、日本動物細胞工学会、 (公社)日本化学会、化学工学会バイオ部会、(公社)日本生化学会(いずれも予定)
ワクチン、治療薬対応等をめぐり周囲遅れとも言われる 我が国の医薬品製造、バイオエンジニアリング。今こそ、国内の製造業回帰への道を模索し、技術のインテグレーションを目指すべき時ではないだろうか。フロアからの積極的な発言も求め、建設的な議論を行いたい。
【講演30分+質疑応答10分】
※ 同日13:00~13:45 にバイオエンジニアリング研究会 総会を開催いたします。 研究会会員の皆様には、総会・講演会への「出席/欠席」 につきまして、別途メール連絡いたします。
「はじめに」
大政 健史 氏(大阪大学大学院工学研究科 生物工学専攻 教授、バイオエンジニアリング研究会 会長)
「新型コロナ禍におけるシングルユース製品の国内供給」
松田 博行 氏(藤森工業(株) ウェルネス事業本部 先端医療事業推進部 細胞培養事業開発部 細胞加工技術開発課長)
シングルユース製品は抗体医薬品の需要増に加え、新型コロナウイルスワクチンの増産によりその需要が増加しており、とくに海外製シングルユース製品の依存度が高い日本市場は逼迫した状況が継続している。状況を打開するため、国内生産で実績のある藤森工業はシングルユース製品の生産増強を行うことで同領域の事業を拡大し、医薬品の安定供給体制を構築する。
「ARCALIS:アジア太平洋地域初のmRNA医薬品CRDMO」
藤澤 朋行 氏(アクセリード(株)/(株)ARCALIS 代表取締役社長)
今秋、ワクチン生産整備体制整備デュアルユース補助金(経産省管轄)に採択された(Meiji Seika ファルマとの共同申請)。南相馬市に原薬製造工場を建設し、mRNA医薬品の製造を一気通貫で行うCDMOを立ち上げる。2022年3月に着工、2023年8月に生産開始予定。年間5kgのmRNA製造能力を有し、パンデミック時にはmRNAのワクチンを年間2,400万回接種分、最終製剤を供給する能力がある。多様性を念頭に多くの人材を獲得している。
「フレキシビリティの高い国内バイオ医薬品生産体制」
檜山 義雄 氏(JCRファーマ(株) 取締役 生産・信頼性保証担当 生産本部長)
JCRファーマは希少疾病・難病取り組む研究開発型企業として医療ニーズに応えるべく研究開発を行っている。英アストラゼネカから新型コロナウイルス向けワクチンの原液の生産を受託した実績もあり、9月30日付で採択された経済産業省の補助金を活用し、産業団地「神戸サイエンスパーク」内に、有事にウイルスベクター、組換えタンパク質、不活化ワクチンの原薬を製造する工場を建設する。厚生労働省からの補助金を活用して建設している原液工場に続き、製剤工場を新設することで、原液から製剤まで一気通貫で手掛けられるようにする予定である。
「総合討論~国内の製造業の必要条件」
座長:大政 健史 氏(大阪大学大学院工学研究科生物工学専攻教授、バイオエンジニアリング研究会会長)
「おわりに」
津本 浩平 氏(東京大学大学院工学系研究科 教授、バイオエンジニアリング研究会 副会長)
※講演プログラム・講師について ⇒ こちらをご参照下さい。(PDF 1.1MB)
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2023年3月28日(火) 12時
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(一財)バイオインダストリー協会(担当:橋本、矢田、岸本)
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