【開催日時】 2024年7月16日(火)15:00~16:50
【会場】 (一財)バイオインダストリー協会(Zoom配信 および 会場参加 先着23名)
【会場URL】 https://www.jba.or.jp/images/JBAmap1_new.jpg
【定員】 500人
【主催】 (一財)バイオインダストリー協会
【後援】 (公社)日本農芸化学会(予定)
【協賛】 (公社)日本生物工学会(予定)
今回はグローバル企業による新製品・新技術開発の取り組みと、上市までの苦労や海外展開における課題などについて、3名の演者にご紹介いただく。近年、遺伝子組換え技術を用いた新規食品・食品素材開発が世界で再び注目を集めている。しかし、安全性評価の方法や規制のあり方が国や地域で異なるほか、特に新規食品や素材の場合は、規制が必ずしも明確ではないことが多い。
国内企業が今後新しい製品開発を行うにあたり、留意すべき点を共に考えてみたい。
【講演20分+質疑応答5分】
はじめに
Coordinator:髙木 忍 氏
ヒト母乳由来オリゴ糖の開発:上市までとグローバル展開
山本 祐梨子 氏(キリンホールディングス(株) ヘルスサイエンス事業本部 バイオ事業推進部 事業開発G 兼 協和発酵バイオ(株) 経営企画部 主務)
演者は入社後、発酵生産の研究員として活躍、のちに新製品開発のプロダクトマネジメントを担当し、上市に向けて尽力した経験を持つ。今回は、自ら関わったヒトミルクオリゴ糖の開発について、研究から新規工場の立ち上げと必要な各国規制対応といった上市に向けた事業開発の概要を、自身の経験を例に紹介する。
バイオテクノロジー応用食品、食品添加物の行政対応
加村 澄子 氏(味の素(株)品質保証部 レギュラトリーサイエンスグループ)
演者は入社後研究員として新規物質の探索に従事後、研究開発企画部でバイオテクノロジーの活用を担当。現在は品質保証部レギュラトリーサイエンスグループのバイオテクノロジー関連レギュラトリー担当として新しい生産技術の産業化における行政対応のほか、国際生命科学研究機構(ILSI-Japan)バイオテクノロジー研究会会長として、バイオテクノロジー応用食品・作物等の安全性・活用に関する調査研究と情報提供を行っている。今回は自身の活動概要およびバイオテクノロジー応用食品・食品添加物に係る安全性審査観点のみならず、生物多様性条約締結国会議(COP)で昨今議論されているDigital Sequence Information on Genetic Resources(DSI)の取扱いに関する国際課題についてを含め、国内食品企業が留意すべきことについて紹介する。
日米欧における新開発食品の規制状況と日本の制度の課題
鏑木 菜保子 氏(TARAコンサルティング)
演者は化学物質管理・製品規制対応分野への転向を目指し、イギリスの大学院で毒性学とリスク評価を習得。帰国後は各産業界に対して第三者の立場から試験・検査・認証・品質保証サービスを提供する外資系企業に勤務し、専門知識を深める。現在はフリーランスの規制コンサルタントとして、主に日本の食品規制の分野で活動している。今回は日米欧における新開発食品の規制状況の比較と日本の制度の課題について紹介する。
クロストーク(20分)
Coordinator:髙木 忍 氏
*終了後、会場参加者のみ名刺交換会(~17:15)
※講演プログラム・講師について ⇒ こちら をご参照下さい。(PDF 1,531KB)
無料
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7月14日(日)
※参加者名簿は主催者・講師等で共有いたします。
※参加登録完了後に申込完了メール、前日にリマインドメールを送信いたします。
※セミナーURLは申込完了メールとリマインドメールメールに添付いたします。
※メールが届かない場合は、下記担当者にご連絡下さい。
(一財)バイオインダストリー協会(担当:矢田、岸本、北嶋)
E-mail:miraibio(at)jba.or.jp ((at)を@に変えてください)