【開催日時】 2023年12月7日(木) 10:00~12:30
【会場】 オンライン および 立命館東京キャンパス教室 4・5(東京都千代田区丸の内1-7-12 サピアタワー8階)
【会場URL】 https://www.ritsumei.ac.jp/tokyocampus/access/
【定員】 500人
【主催】 (一財)バイオインダストリー協会 バイオエンジニアリング研究会
【後援】 (公社)日本農芸化学会(予定)
【協賛】 (公社)日本生物工学会(予定)
新型コロナウイルス感染症拡大やウクライナ情勢を背景に、我が国サプライチェーンの脆弱性が指摘されている。生産拠点の集中度が高い製品・部素材、又は国民が健康な生活を営む上で重要な製品・部素材等に関し、国内の生産拠点等の整備を進めることにより、製品・部素材の円滑な供給を確保するなど、サプライチェーンの強靭化が求められている。本セミナーでは、製造業の国内回帰とサプライチェーン対策のために何が必要かを、「立地」、「経済」、「ヒト」、「技術」など様々な視点から検討したい。
MS-Teams(定員500名)および 会場参加先着40名
※講演20分+質疑応答10分(特別講演のみ講演30分+質疑応答10分)
はじめに
津本 浩平 氏(東京大学大学院工学系研究科 教授、バイオエンジニアリング研究会 副会長)
特別講演:ポストコロナにおける製造業の立地のあり方~国内回帰を見据えて
鎌倉 夏来 氏(東京大学大学院 総合文化研究科 准教授)
演者は、経済地理学を専門とし、産業の立地やイノベーションの地理的特徴に関する研究、製造業の国内回帰に関するテーマに取り組んでいる。本講演では、直近の製造業における立地動向と地域経済への影響、製造業の国内回帰に関する動向から、ポストコロナにおける製造業の地方立地について、展望する。
シングルユース部素材の国産化のためのパートナーシップ「J-STAC」について
松田 博行 氏(藤森工業(株) ウェルネス事業本部 先端医療事業推進部 細胞培養事業開発部)
藤森工業(株)は、東京計装(株)、ニッタ(株)、藤倉コンポジット(株)、(株)ロキテクノ、(株)トヨックスとともに、パートナーシップ「J-STAC」を形成した。J-STACは、医薬品製造プロセスに必要なシングルユース部素材およびそれらを構成する原材料の海外依存率が高い現状を改善するために、日本国内で技術を有する各企業が協力することで開発を加速させ、高品質なオール国産のシングルユース製品を迅速かつ安定供給することで医薬・医療分野の発展に貢献することを目的としている。講演では、J-STACの意義と狙い、昨秋採択された「ワクチン生産体制整備デュアルユース補助金(経産省管轄)」への同社の取組み状況、最新技術動向等について紹介する。
国産の医薬品製造用フィルターの取り組み
井上 宏貴 氏((株)ロキテクノマーケティング 市場開発部 ライフサイエンスG)
(株)ロキテクノは、精密ろ過フィルター、ハウジング及びオゾン発生装置の開発・製造を行い、医薬品製造工程においても滅菌ろ過などの重要な工程でフィルター製品が活用されている。
国内において、ここ数年間のフィルター製品の供給に関して大きな問題が指摘されており、 その改善傾向についての調査結果 とともに国内フィルター製造会社としての今後の供給体制及び新たな 製品群としてシングルユース製品の開発状況について紹介する。
医薬品製造現場で使用するシングルユース流量計とは?
古屋 貢 氏(東京計装(株) ライフサイエンス事業推進部 次世代事業開発プロジェクト)
東京計装(株)は、医薬品製造使用されるシングルユースのフローメーターの開発・製造を行っている。シングルユースフローメーターは、単回使用される流路ユニット(センサー部)と変換器の適格性が課題となる。講演では既に医薬品製造工程で用いられるインライン型シングルユースフローメーター、およびその適格性の考え方について紹介する。
総合討論(15分)
終了後、名刺交換会(軽食つき)
※講演プログラム・講師について ⇒ こちら をご参照下さい。(PDF 1,746KB)
無料
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12月5日(火)
※参加者名簿は主催者・講師等で共有いたします。
※参加登録完了後に申込完了メール、前日にリマインドメールを送信いたします。
※セミナーURLは申込完了メールとリマインドメールメールに添付いたします。
※メールが届かない場合は、下記担当者にご連絡下さい。
(一財)バイオインダストリー協会(担当:矢田、橋本、岸本)
E-mail:miraibio(at)jba.or.jp ((at)を@に変えてください)