【開催日時】 2023年8月17日(木) 16:00~17:30
【会場】 Zoom配信
【定員】 500人
【主催】 (一財)バイオインダストリー協会
【後援】 (公社)日本農芸化学会(予定)
【協賛】 (公社)日本生物工学会(予定)
本シリーズは多様性を重視し、国内バイオ企業の研究者、リーダー、海外勤務や外資系企業研究者、スタートアップ創業者、エンジェル、公的機関で勤務される方々など、バイオ産業の研究開発の推進とその産業実装に従事している、世界に羽ばたくedgeの効いた方々をお招きし、登壇者も聴講者もお互いにencourageし合うことを目指す。今回は微生物培養を超えた新しい生物培養によるもの作りに、国境を越えて挑戦しているお二人から、現状と今後の展望についてご紹介いただく。未来社会について語り合いたい。
【講演30分+質疑応答5分】
趣旨説明
Coordinator:髙木 忍 氏
バイオテックの新たな出口:細胞で生み出す食産業の現在地
杉崎 麻友 氏(Forsea Foods Inc. 研究員、NPO法人日本細胞農業協会 理事)
Forsea社は2021年10月に創業した「培養うなぎ」をはじめとする魚介類の細胞培養・立体組織化のプラットフォーム技術を持つ細胞水産企業である。共同創業者であるテルアビブ大学のIftach Nachman 氏と、ヘブライ大学のYaniv Elkouby 氏の技術シーズを起点に、独自のオルガノイド技術をもとに開発を進める。細胞を培養して肉や魚肉など動物性製品を生産する「細胞農業」は、近年持続可能な資源生産の在り方として注目を集めており、今年6月には米国でも初の細胞性製品の上市認可が下りる等、各国の法整備が加速度的に進んでいる分野である。講演では、Forsea社の事業紹介に加え、細胞農業産業の動向、スタートアップ大国として注目されるイスラエルにおける研究生活・エコシステムについても紹介したい。
微細藻類の大規模生産実証及び産業構築に向けた取り組み
Hsiang-Ting HUANG 氏((株)ちとせ研究所 Executive Officer)
脱炭素社会の実現に向けカーボンリサイクル技術の確立が急務である。その一つとして、微細藻類の光合成を利用した多様な有機物の効率的な生産に大きな期待が寄せられている。2023年4月、ちとせグループは マレーシア・サラワク州において進めてきた5haの微細藻類生産施設の建設を完了した。施設の構築完了に伴い、火力発電所からの排気ガス中の二酸化炭素を利用した、世界最大規模の微細藻類生産実証が本格的に開始された。本講演では、微細藻類生産施設の構築までの道のり、大規模実証試験の現状と課題、そして微細藻類産業構築に向けた取り組みについて紹介する。
クロストーク(15分)
Coordinator:髙木 忍 氏
※講演プログラム・講師について ⇒ こちら をご参照下さい。(PDF 1,033KB)
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8月15日(火)
※参加者名簿は主催者・講師等で共有いたします。
※参加登録完了後に申込完了メール、前日にリマインドメールを送信いたします。
※セミナーURLは申込完了メールとリマインドメールメールに添付いたします。
※メールが届かない場合は、下記担当者にご連絡下さい。
(一財)バイオインダストリー協会(担当:矢田、橋本、岸本、北嶋)
E-mail:miraibio(at)jba.or.jp ((at)を@に変えてください)