Cutting-edge Bio-seminar 2 「リパーパシングと患者データを活用した創薬エコシステム」

開催概要

【協賛】 (公社)日本生物工学会（予定）

本シリーズは多様性を重視し、国内バイオ企業の研究者、リーダー、海外勤務や外資系企業研究者、スタートアップ創業者、エンジェル、公的機関で勤務される方々など、世界に羽ばたくedgeの効いた（バイオ産業の）研究開発の推進とその産業実装に従事している方々をお招きし、登壇者も聴講者もお互いにencourage し合うことを目指す。今回は、創薬エコシステムの最前線で奮闘するベンチャー企業創業者と、それを支える新薬研究開発支援のプラットフォーム開発企業の顧客対応（サイエンス）マネジャーのお二人が登壇する。創業からの一貫した思い、市場への普及、拡充に重要となる観点や考え方の一端を紹介頂き討論する。
新たな創薬の種を探索中の製薬企業の皆様に、是非ご参加いただきたい。
さらにセミナーでの対話を通じて、ベンチャーやスタートアップをどう支援していくとよいか、具体的に考える契機としたい。今後スピンアウトしたい方へもエールとなれば幸いである。

プログラム

16:00～16:05

趣旨説明【講演25分＋質疑応答5分】
Coordinator：新城　雅子 氏（奈良先端科学技術大学院大学 客員教授）

16:05～16:35

"希少疾患"x"リパーパシング創薬"= 製薬業界のサーキュラー・エコノミー実現への挑戦　　　　　　　
加藤　珠蘭 氏（(株)ジェクスヴァル 代表取締役社長）
ジェクスヴァル社は2018年 創立創業（大手製薬企業からのスピンオフ）。製薬業界には、様々な理由で開発が止まってしまった良質な薬の原石がたくさん眠っている。その原石を再度磨き上げるべく、隠れた効能をAIを用いて発掘し、企業と共同で開発するという理想的なサーキュラー・エコノミーのためのリパーパシング創薬を進めている。7,000種もある希少疾患のうち薬があるのはわずか5％にすぎないが、希少疾患の多くは遺伝子の変異によるため、実は慢性疾患より開発しやすい面もある。同社ではウェットのバイオロジーとAIと人による解析とを巧みに組み合わせ、革新的で費用対効果の高い治療薬を、薬のない難病の子供たちに届けることを目指している。
講演では、創業から現在までの経緯、ビジネスモデルに加え、今一番注目している疾患のバイオサイエンスの一端を紹介する。パートナー企業も求めており、新たな薬の種を探索中の製薬企業の皆様には多数ご参加いただきたい。

16:35～17:05

個々の患者により効果の高い薬を　- 製薬研究開発において進む患者データ活用の変革 -
森野　良子 氏（Scientific Account Manager, Genedata）
Genedata社は創立創業が1997年、バイオファーマの研究開発のデジタライゼーションの信頼できるパートナーとして、世界中の企業に認識されている。そのソフトウェアソリューションは、製薬企業世界トップ25社全てを含め、全世界で200以上の企業・組織に利用されている。
トランスレーショナルリサーチ、ドラッグリパーパシングなど、適切な患者により効果の高い薬を届けるための取り組みが進む中、その鍵を握る患者データの有効活用は製薬研究開発現場における大きな課題である。講演では、膨大で複雑な患者データの活用に必要なデジタルトランスフォーメーション、それに向けたGenedata社の支援について、リアルワールドデータ活用の例にも触れながら紹介する。

17:05～17:30

クロストーク（20分）・まとめ（5分）

※講演プログラム・講師について　⇒ 　こちら をご参照下さい。（PDF 1,099KB）

参加方法

講演会参加費

無料

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お申し込み締め切り

　5月15日(月)
※参加者名簿は主催者・講師等で共有いたします。
※参加登録完了後に申込完了メール、前日にリマインドメールを送信いたします。
※セミナーURLは申込完了メールとリマインドメールメールに添付いたします。
※メールが届かない場合は、下記担当者にご連絡下さい。

お問い合わせ

(一財)バイオインダストリー協会（担当：矢田、岸本）
E-mail：miraibio(at)jba.or.jp　（(at)を＠に変えてください）