【開催日時】 2023年2月13日(月)12:00~13:30
【会場】 Zoom配信
【定員】 500人
【主催】 (一財)バイオインダストリー協会
【後援】 (公社)日本農芸化学会(予定)
【協賛】日本生物工学会(予定)
本シリーズは、国内バイオ企業の研究者、リーダー、海外勤務や外資系企業研究者、スタートアップ創業者、エンジェル、公的機関で勤務される方々など、世界に羽ばたくedgeの効いた(バイオ産業の)研究開発の推進とその産業実装に従事している方々をお招きし、登壇者も聴講者もお互いにencourage し合うことを目指す。 今回は、バイオロジーの研究者出身でありながら、キャリアを重ね、現在、大学の研究成果や新興技術が社会で実装、活用されるには何が必要かという観点から、研究、分析をしているお二人にご登壇いただく。新型コロナウイルス感染拡大を契機に急速に市場拡大が進んだとされる、遠隔診療、治療用アプリ、メンタルヘルスや認知症対策などのデジタルへルス技術や、新しいモダリティにおける治療薬の開発などにおいて、市場への普及、拡充に重要となる観点や考え方の一端を紹介し、討論する。
講演25~30分+質疑応答5分
趣旨説明
Coordinator:アステラス製薬(株) 創薬アクセラレーター/ 課長 井出 寛子 氏
「デジタルヘルス技術の普及に必要なエコシステムとは」
鳥谷 真佐子 氏(慶應義塾大学 グローバルリサーチインスティテュート 特任教授)
演者は大学の研究が社会にImpactを与え、実装されるには何が必要かという観点から研究プロジェクトを推進している。例えばデジタルヘルス技術の普及という技術起点の観点からではなく、社会の課題や潜在的なニーズを起点として何が必要かを見定め、いわゆるバックキャスティングの考え方に立った研究を行っている。すなわち、既存のプロセスにとらわれず、新しい産業領域を探索するような創造的な発想が非常に重要である。
バイオロジーに関する研究開発ではなく、やや社会科学に近い観点ではあるが、JBAのモノを作る会員企業やデジタルヘルスの開発企業にとっても、必要な観点と言えよう。
講演では、一般ユーザーによる新たなデジタルヘルス技術の受容と普及に必要なエコシステムについて概観いただく。日本でのデジタルヘルス市場拡大に必要なものとは何だろうか。
「政策から見えてくるヘルスケア産業とテクノロジーの方向性」
井出 寛子 氏(アステラス製薬(株) 創薬アクセラレーター/課長)
演者は初期研究の方向性を考えるにあたって、技術だけでなく、政策など含めた外部環境分析を行っている。昨今、様々なデジタルヘルス技術や新しいモダリティの治療薬が開発されているが、講演では、新しいテクノロジーが普及し、活用されるためには、どんなことを考慮する必要があるのか、最近のUSのバイオエコノミー政策や産業のトレンドを踏まえつつ紹介したい。
クロストーク(15分)
※講演プログラム・講師について ⇒ こちらをご参照下さい。(PDF 976KB)
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2023年2月10日(金) 12時
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(一財)バイオインダストリー協会(担当:矢田、岸本)
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