【開催日時】 2025年1月30日(木)14:00~16:25
【会場】 Zoom配信
【定員】 500人
【主催】 (一財)バイオインダストリー協会
【後援】 日本農芸化学会(予定)
協 賛:日本生物工学会(予定)
森林は、国土の保全、水源の涵養、地球温暖化防止、木材生産等の多様な機能を有する大切な資源である。森林研究は、地球環境改善、SDGs、国土強靭化(防災、減災への活用、レジリエンス)、木質資源の活用、ウェルビーイング(森林浴などのメンタルケア)などにつながる。本セミナーでは、森林研究、森林育種遺伝学の3名の研究者をお招きし、本領域の現在地を探る。CSR(企業の社会的責任)としての林業や樹木資源の重要性を問い直し、持続可能な未来への貢献を再認識したい。 【講演30分+質疑応答10分×3 題】
林木育種遺伝学の現在地~樹木遺伝資源の利用促進と保全管理、森林環境保全を目指して
花岡 創 氏(静岡大学 農学部 附属地域フィールド科学教育研究センター 准教授)
演者は、前職である国立研究開発法人森林研究・整備機構森林総合研究所において北海道地域の林業用品種開発の業務を担い、樹木が持つ個性(形質の遺伝性)などを広い視点で研究してきた。 講演では、樹木や、林木育種に関わる歴史をかいつまんで紹介し、林木育種が持つ可能性や技術の進展、さらには造林樹種以外への展開の可能性(育種や増殖技術開発)等の話題提供をお願いしたい。
無花粉スギ研究の過去・現在・未来
森口 喜成 氏(新潟大学 農学部 准教授)
新潟大学では、約20年前から無花粉スギの研究を精力的に行ってきた。演者は、樹木の品種改良や種苗生産などに関わる「林木育種学」と植物の遺伝的な特徴をDNA解析で明らかにする「森林遺伝学」を専門としている。講演では、無花粉スギ研究の過去・現在・未来と題し、特に演者らの業績を中心にご紹介いただく。
樹木遺伝資源の凍結保存と組織培養
遠藤 圭太 氏(森林総合研究所 林木育種センター 主任研究員)
林木育種センターは森林や樹木を対象としたジーンバンクを担っている機関であり、演者は、日本でも数少ない、植物組織の超低温保存技術を開発している方である。講演では、絶滅危惧種オガサワラグワの培養苗の馴化など、樹木の価値を未来に引き継ぐ取り組みと、それを支える技術についてご紹介いただく。
クロストーク
※講演プログラム・講師について ⇒ こちら をご参照下さい。(PDF 1,209KB)
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1月28日(火)
※参加者名簿は主催者・講師等で共有いたします。
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(一財)バイオインダストリー協会(担当:矢田、岸本、北嶋)
E-mail:miraibio(at)jba.or.jp ((at)を@に変えてください)