【開催日時】 2023年1月27日(金)14:00~17:00
【会場】 Zoom配信
【定員】 500人
【主催】 (一財)バイオインダストリー協会、森ビル(株)
【後援】 (公社)日本農芸化学会
【協力】北海道大学、東北大学、新潟大学、森ビル(株) オフィス事業部 企画推進部 ARCH企画運営室、(公財)木原記念横浜生命科学振興財団、(国研)日本医療研究開発機構、東京都医工連携HUB機構
【協賛】(公社)日本生物工学会
※会場参加(参加者20名限定)およびZoom 開催(事前参加申込制、500名まで)
コロナ禍を超えて、新たなコミュニケーションを模索しようという意欲的な試みのひとつとして、3大学と1企業がARCH 虎ノ門ヒルズ インキュベーションセンターに集結します。ARCH 虎ノ門ヒルズ インキュベーションセンターは、イベントやセミナー、会員専用コミュニティシステムにより、大企業やスタートアップ、業種職責を問わない多様な人材とのマッチングや企業間のコミュニケーションも支援する施設です。新規事業や事業改革を担うチームが集結するARCHの特徴を活かし、インパクトを生みだす新しい出会いの機会を提供します。
今回は「2030年の食卓」をテーマに、意欲的な講演をご用意し、皆様との連携を切望しております。会場参加とZoom参加が可能です。多くの方のご参加をお待ちしております。
はじめに:ARCH 虎ノ門ヒルズ インキュベーションセンターのご紹介
佐々 真康 氏(森ビル(株) オフィス事業部 企画推進部 ARCH企画運営室)
超精密農業の実現に向けた農作物や食品の非破壊光センシング
斎藤 嘉人 氏(新潟大学 自然科学系(農学部)助教)
世界人口の急増を背景として食料生産と環境保全のトレードオフ問題が深刻化する中,最小の資源投資で最大の収量・品質を得るための「超精密農業」が求められている。超精密農業の実現のためには,栽培中の植物や生育環境,収穫後の品質を"破壊せずに正確に測る"技術が必要不可欠である。本講演では,非破壊測定の中でも近年発達の著しい光センシングに焦点を当て,農産物や食品のような複雑体を対象とした非破壊品質計測について紹介する。
未来の大豆~大豆は人類の未来を支える救世主~
山田 哲也 氏(北海道大学大学院農学研究院 講師)
大豆は私たちの生活において様々なところで活躍している。ニーズに応じて大豆の品種改良を行うことで我々の生活はさらに豊かになる。本講演では、大豆の遺伝資源の利用から最新バイテク技術を活用した大豆の品種改良をご紹介するとともに、大豆の未来についてお話する。
口腔機能の評価が拓く〔おいしい〕高齢者食の未来
服部 佳功 氏(東北大学大学院歯学研究科 教授)
健康長寿社会の実現に向け、高齢期特有の食事量低下に起因する低栄養への対応が急がれている。従前の高齢者食開発では、誤嚥性肺炎への社会的関心を背景に、摂取時の安全性が重視されてきた。しかし食事量低下の克服を目指す2030年の高齢者食は、安全性に加えて嗜好性の要件を満たすべく、個別化の方向を強めているであろう。本講演では加齢に伴う口腔機能の変化が食に及ぼす影響に着目し、近未来の高齢者食開発の方向性を考えたい。
培養肉の大規模生産への課題と挑戦(仮題)
山木 多恵子 氏((株)オルガノイドファーム 代表取締役 CEO/日揮(株) 未来戦略室)
日揮グループが培ってきたプラントエンジニアリング技術を細胞農業へ展開し、培養肉の商業生産を目指して研究を進められている。増加する食肉需要と環境負荷を解決する培養肉事業の可能性と現在地についてお話し頂く。
大学間連携の展望、JST各種事業紹介
小野 洋一 氏((国研)科学技術振興機構 産学連携展開部 マッチングプランナー)
複数の大学が連携する活動の展望と、産学連携に関連するJSTの事業を紹介する。
おわりに
(一財)バイオインダストリー協会
現地名刺交換会
※講演プログラム・講師について ⇒ こちらをご参照下さい。(PDF 817KB)
無料(どなた様でもご参加いただけます)
下記フォームよりお申し込みください。
お申し込み締め切り: 1月25日(水)
※事前参加申込制
※ご連絡先は主催者・協力機関・講師・各大学URAで共有いたします。
*メールアドレスご入力の際はお間違いのないようごご注意ください。
*お申込時には申込完了メール、セミナー開催2日前迄にはZoomリンクURLをお送りする予定です。メールが届かない場合は、以下担当者までご連絡下さい。
(一財)バイオインダストリー協会(担当:矢田、岸本)
E-mail:miraibio(at)jba.or.jp ((at)を@に変えてください)