アルコール・バイオマス研究会
アルコール・バイオマス研究会は、JBAの前身である発酵工業協会内に設立された「アルコール部会」(1980年)を基礎とし、国内外の情報交換、東南アジアへの技術支援などを行ってきました。1989年バイオインダストリー協会への組織改正にともない「アルコール研究会」と改称、バイオマスやバイオエタノールが再生可能エネルギーとして注目される中、1996年に「アルコール・バイオマス研究会」へと改称、以降、アルコール工業の発展、バイオマス生産、有効利用のため、講演会や見学会を通じて、産学官の情報共有、課題解決に向けた検討を続けています。
会長 石井 正治
(東京大学 名誉教授)
会長・副会長
会長
石井 正治 氏(東京大学 名誉教授)
副会長
徳安 健 氏((国研)農業・食品産業技術総合研究機構 食品研究部門 食品加工・素材研究領域バイオ素材開発グループ)
安原 貴臣 氏(アサヒクオリティアンドイノベーションズ(株) 理事 社長付き担当部長(オープンイノベーション担当))
目的
我が国のアルコール工業の発展ならびにエネルギー問題の解決に寄与する
- アルコールに関する生産、流通、消費に関する情報の交換
- バイオマスの生産、資源化、有効利用に関する情報の交換
活動内容
講演会の企画・開催
アルコール及びバイオマス・エネルギー関連の話題を広くピックアップし、講演会を企画しています。飲むアルコール話題の講演では試飲も行っています。
見学会の企画・開催
JBAのネットワークを活用して、アルコール製造工場やバイオマス利用プラント、国の研究機関・企業研究所等への見学会を企画しています。
バイオマス部会・研究会合同交流会の企画・開催
様々なバックグラウンドを有するバイオマス研究者の交流を目的として、本研究会を含む、バイオマス研究に関係する以下の6つの団体が毎年交代で企画・開催しています。
- (公社)化学工学会 エネルギー部会バイオマス分科会
- (一社)日本エネルギー学会 バイオマス部会
- (一社)日本木材学会 バイオマス変換研究会
- バイオマス利用研究会
- 木質バイオマス利用研究会
- JBA アルコール・バイオマス研究会
BioJapanセミナーの企画
環境・エネルギー、ものづくり分野に関するシンポジウム、展示等の企画に協力しています。
研究会メンバー
メンバー構成
学界 12名 / 産業界 22名 / 公的研究機関等 6名 / 他 1名 計41名(2024年6月現在)
前年度活動
- 2024年1月16日
シンポジウム「バイオマス利活用の現在地 ~カーボンニュートラルの実現に向けて~」(ハイブリッド・JBA)
バイオマス活用の現状と取組の方向性について 渡邉 泰夫(農林水産省 大臣官房 環境バイオマス政策課)
国内バイオマスに関する調査及びバイオエコノミーの今後の展開 水無 渉(NEDO)
カーボンニュートラル社会実現に向けた自動車用バイオエタノールの活用 関 康伸(次世代グリーンCO2燃料技術研究組合)
ダイセルのバイオマスプロダクトツリーの取り組み~一次産業と二次産業の共創循環(バイオマスバリューチェーン)を目指して~ 島本 周(ダイセル)
LCAとCFPでのバイオマスの取り扱い 稲葉 敦(日本LCA推進機構)
- 2023年11月16日-17日
第22回 バイオマス関連部会・研究会合同交流会 「バイオマスのエネルギー・資源転換プロセスの現状と未来」(山形県米沢市):幹事 化学工学会エネルギー部会バイオマス分科会
炭素中立社会におけるバイオマスの位置づけ 松村 幸彦(広島大学) 二元機能触媒を用いた新たなCO2回収・燃原料転換プロセスの実現にむけて 倉本 浩司(産業技術総合研究所)
バイオマスからのグリーンエネルギー変換システム 坂本 佳次郎(ストリートデザイン)
三機工業が取り組むバイオマスのエネルギー・資源転換技術 岩井 良博(三機工業)
施設見学会
木質バイオマス発電施設・NKCながいグリーンパワー、メタン発酵バイオガス発電施設・リアクト米沢プラント、酒造資料館・東光の酒蔵 - 2023年11月30日
見学会 山梨大学 ワイン科学センター
「ブドウの香りを科学する」 鈴木 俊二(山梨大学)
研究施設・試作工場見学
入会方法・お問い合わせ
本研究会の運営・企画等への積極的な参画にご興味があるJBA法人会員・個人会員(ただしアカデミア所属の方のみ)の方がいらっしゃいましたら、下記事務局までメールでお問い合わせください。
お問い合わせ
(一財)バイオインダストリー協会
アルコール・バイオマス研究会事務局 尾崎・和田・青木
TEL:03-6665-7950 E-mail:greenbio(at)jba.or.jp ((at)は@に置き換えて下さい)