次世代治療・診断実現のための創薬基盤技術開発事業(RNA標的創薬技術開発) 「革新的次世代核酸医薬」
[委託元]経済産業省/日本医療研究開発機構(AMED)
[事業期間] 2021年10月~2025年度
本研究開発事業は、創薬モダリティ基盤研究会の核酸医薬WG活動(東京理科大学和田猛教授)における「核酸の製造に関して国プロジェクト化の必要性」の議論を起点とし、2021年5月31日、研究開発事業として採択されるに至りました。 総代表機関は東京理科大学(和田猛教授)、代表機関に東京医科歯科大学(横田隆徳教授)、千葉工業大学(坂本泰一教授)、その他JBAと6企業が参画する複合型プロジェクトで、研究課題名の革新的次世代核酸医薬(Innovative Next Generation of Oligonucleotide Therapeutics)から「INGOTプロジェクト」と呼称しています。
JBAは、東京理科大学および千葉工業大学の再委託を受け、東京理科大学の野田キャンパスに設置された集中研において、分担研究課題である核酸医薬品の製造・精製技術、分析技術の研究開発を実施するとともに、集中研の管理、運営などを担当しています。 2021年度は集中研のインフラ、研究実施体制を構築しました。 2022年度からは、集中研での本格的な研究開発と、東京理科大との協業による共同研究契約、知財委員会の設置など、研究実施体制連携を推し進め、研究開発を加速させていきます。
参考情報
- AMED 令和3年度 「次世代治療・診断実現のための創薬基盤技術開発事業(RNA標的創薬技術開発)」の採択課題について
- B&I Vol.79 No.6 502-503(2021)「革新的次世代核酸医薬(INGOT)」プロジェクト」和田先生寄稿文