カーボンリサイクル実現を加速するバイオ由来製品生産技術の開発/データ駆動型統合バイオ生産マネジメントシステム(Data-driven iBMS)の研究開発
[委託元] 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)
[事業期間] 2020年度~2026年度
2020年6月、国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の委託事業「カーボンリサイクル実現を加速するバイオ由来製品生産技術の開発(バイオものづくりプロジェクト)」に京都大学を代表とする「データ駆動型バイオ生産マネジメントシステム(Data-driven iBMS)の研究開発」テーマが採択されました。
バイオによるものづくりは、化学プロセスと比較して省エネルギーでの物質生産が可能であるとともに、原料を化石資源に依存しないバイオマスからの物質生産も可能であり、炭素循環型社会実現、持続的経済成長に資するものづくりへの変革が期待できます。バイオによるものづくりを実現させるためには、原料から最終製品に至るボトルネックの解消が求められています。
本事業では、新たなバイオ資源の拡充や分離・精製、回収等を含むバイオ生産プロセスを開発します。また、生産プロセス条件と育種の関連付けが可能となる統合解析システムの開発も行います。これらの技術によって実生産への橋渡しを効果的に行うバイオファウンドリ基盤を整備し、バイオ由来製品の社会実装の加速とバイオエコノミーの活性化に貢献します。
さらに、バイオファウンドリ拠点を活用したものづくり人材の育成プログラムを整備・運用し、先端研究と産業界の橋渡しをできる人材の育成を図ります。
各研究項目の成果の社会実装に向けて、中立な立場にあるJBAが事務局となり、研究戦略・知財戦略・実用化戦略に係る全体戦略の検討を支援しています。
NEDOバイオものづくりプロジェクト アウトリーチ活動
JBAは本プロジェクト全体のアウトリーチ活動も担当し、その一環として、プロジェクトの活動と成果を紹介する専用ホームページを作成いたしました。
下記のロゴをクリックしてご覧ください。
https://www.jba.or.jp/b-production/
バイオものづくりプロジェクト技術集(2022年10月発刊)
プロジェクトメンバーの技術集も公開しております。
カーボンリサイクル実現を加速するバイオ由来製品生産技術の開発