Activity Report 2019
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■ グリーンバイオイノベーションフォーラム(GIF) グリーンバイオ系3研究会(発酵と代謝、アルコール・バイオマス、新資源生物変換)のアドバイザリーボードとして2016年に設立しました。3研究会・植物バイオ研究会および外部団体との連携を強化し、環境・ものづくりバイオの活性化による環境調和型・資源循環型社会の創出を目指した活動を進めています。2018年度は、GIF/JABEXセミナー「バイオエコノミーに関する技術開発・産業・政策の国際動向」を開催し、バイオエコノミーを取り巻く海外動向を紹介するとともに、日本が選択すべき道について議論を展開しました。■ 新資源生物変換研究会 C1化合物、バイオマスなど新しい資源の生物変換、および環境調和・改善に関する技術開発の促進を向けた活動を行っています。2018年度は、第70回日本生物工学会シンポジウム「スマートセル開発のためのバイオ技術とデジタル技術の革新と融合バイオ生産に資する DBTLサイクルの構築に向けて」(関西大学)、2019年度日本農芸化学会シンポジウム「『農芸化学』でバイオエコノミーを支え、拓く」(東京農業大学)を開催しました。■ 先端技術情報部会 広範なバイオテクノロジー技術をカバーする当部会は、2018年度、グリーンバイオチームと健康・医療チームの2つの分担体制を採用し、各研究会、研究開発プロジェクト、未来バイオセミナーの活動を実施しています。 世界各国がバイオエコノミーを政府戦略の重点分野としていますが、我が国ではグリーンバイオ分野の取り組みが期待ほどには広がっていません。そこで、世界との考え方のギャップがどこにあるのか、バイオプロセスヘの転換やバイオ原料の活用などを炭素循環の視点でトレースすることで、現在のLCAの計算方法を検証し、我が国らしいコンセプトを打ち出すべく、勉強会を立ち上げました。日本生物工学会シンポジウムの講演者と座長■ 植物バイオ研究会 植物バイオ研究会は植物利用産業の重要性が再認識されてきたことを踏まえ、植物を利用する新しい生産技術の可能性とその実用化における課題に産学官が連携して取り組むことを目指して2015年発足しました。2018年度は、第15回会合・セミナー「細胞再分化と植物・微生物相互作用」、第16回会合・セミナー「植物バイオの先端技術(1)」、第17回会合・セミナー「植物バイオの先端技術(2)~革新的育種とケミカルバイオロジーの展開~」を開催しました。工場見学会(サッポロビール㈱千葉工場)シンポジウムの講演者と座長講演会講師鮫島正浩 氏(信州大学)世話人代表■ GIF世話人代 表/鮫島正浩 氏副代表/小川 順 氏    石井正治 氏    柴田大輔 氏石井正治 氏(東京大学)会長第17回会合・セミナー柴田大輔 氏(京都大学)会長小川 順 氏(京都大学)会長会長/鮫島正浩 氏(信州大学)■ 発酵と代謝研究会 広く微生物の代謝・機能を活用した産業の創出に向けて活動しています。2018年度は、研究会員を対象とした2回の勉強会「微生物資源のこれからを考える」、「ゲノム編集・セルフクローニング育種の課題を考える」、および一般公開の講演会「人のインサイド空間に迫る ~Society5.0+が実現するヒューマンサスティナブルシステム~」を開催しました。■ アルコール・バイオマス研究会 アルコール工業およびバイオマス生産・利用に係る産業の発展に向けた活動を行っています。2018年度は、サッポロビール㈱千葉工場見学会、第18回バイオマス部会・研究会合同交流会「日本の森林と小型ガス化炉の最先端」、シンポジウム「地域バイオマス利活用の新たな展開」を開催しました。7Advanced Biotechnology AgoraJBA _ Activity Report 2019

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