Activity Report 2021
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93Advanced Biotechnology AgoraJBA _ Activity Report 2020■ 次世代治療・診断実現のための創薬基盤技術開発事業 (糖鎖利用による革新的創薬技術開発事業)■ 戦略的イノベーション創造プログラム(SIP2) (スマートバイオ産業・農業基盤技術/ アグリバイオ・スマート化学生産システムの開発)■ 次世代治療・診断実現のための創薬基盤技術開発事業 (バイオ医薬品の高度製造技術の開発/バイオ医薬品連続生産等の基盤技術開発)■ 研究開発プロジェクト● 経産省/AMED 2016年9月~2020年度SPL1:久野敦連鎖の検出分科会【1】SPL2:梶裕之TL:久野敦、千葉靖典PL/SPL/TL会議⇒全体マネジメントユーザーフォーラムJBA事務局知的財産委員会研究情報報告会研究情報評価相談会慶應大分室産総研分室集中研知財コーディネータPL:坂元 亨宇AMED研究コンソーシアム研究推進会議[ 糖鎖創薬PJ研究開発マネジメント体制 ]構造解析分科会【2】SPL3:梶原泰宏製造分科会【3】SPL4:山本一夫捕捉分子作製分科会【4】SPL5:入村達郎創薬意義解明分科会【5】SPL6:千葉靖典創薬研究分科会【6】 世界トップレベルの我が国の糖鎖研究を駆使し、糖鎖創薬に関する基盤技術の開発、並びに創薬標的候補となる糖タンパク質等を同定し、創薬標的としての意義解明を目標とする研究開発事業です。JBAは集中研における研究を分担し、また研究コンソーシアムの管理、研究成果の導出を目的としたユーザーフォーラムおよび知財委員会を運営しています。 2020年度は、最終年度であることから外注を含めた研究開発の加速と、ユーザーフォーラムを活用した成果導出を推進しました。● 内閣府/農研機構生研支援センター(管理機関) 2018~2022年度 SIP第2期では、脱・石油資源や持続可能社会の実現に向け、バイオ素材等のサプライチェーン確立を目指しており、農業系未利用資源の各成分を高効率に分離して複数の高付加価値素材と基幹素材を安価・安定生産する一貫プロセスの開発を進めています。JBAでは産学連携の研究により複数素材の効率的併産技術を提案しました(~2020年度)。■ 新規国家プロジェクト提案 JBA創薬モダリティ基盤研究会のWG活動を基に、新規国家プロジェクト提案を実施しています。● 経産省/AMED/次世代バイオ医薬品製造技術組合(研究分担) 2018~2020年度 バイオ医薬品製造技術は、大型培養槽を用いた第一世代技術に続き、シングルユース製品を用いた製造技術が進み、CMOによる受託製造も普及しました。更なるコストダウンを目指した技術開発として連続培養・連続生産プロセス構築の実用化が世界的に大きく進んでいます。学会・論文・企業IR情報等からバイオ医薬品の連続生産プロセスに係る海外最新技術動向の調査・分析を進めました。■ カーボンリサイクル実現を加速するバイオ由来製品生産技術の開発 (データ駆動型統合バイオ生産マネジメントシステム(Data-driven iBMS)の研究開発)● 経産省/NEDO 2020~2026年度 炭素循環型社会実現と持続的経済成長に資するバイオものづくり新事業が開始されました。新たなバイオ資源拡充やバイオ生産プロセスと育種等を関連付ける統合解析システムの開発によりバイオファウンドリ基盤を整備し、バイオ由来製品の社会実装とバイオエコノミー活性化への貢献を目指します。JBAは事務局として、研究・知財戦略等の策定・推進を支援しています。■ 植物等の生物を用いた高機能品生産技術の開発 (高生産性微生物創製に資する情報解析システムの開発)● 経産省/NEDO 2016~2020年度 バイオテクノロジー/情報科学技術の融合とDesign, Build, Test, Learn(DBTL)のサイクルで微生物の物質生産能を最大限に引き出して有用素材の高生産化を可能とする「スマートセル」創出事業において、JBAは産学連携で糸状菌の複雑なバイオマス糖化酵素遺伝子群の発現制御ネットワークモデルの構築と制御因子の探索・検証を進めてきました。DBTLサイクルで構築した発現制御モデルによって、新たな発現制御の可能性が示されました。 また、「スマートセル」創出技術のアウトリーチ活動としてセミナーや各種媒体で技術内容と応用例の紹介等、「スマートセル」の実用化支援を進めてきました。詳しくはホームページをご覧ください(https://www.jba.or.jp/nedo_smartcell/)。3カーボンリサイクル実現を加速するバイオ由来製品生産技術の開発https://www.nedo.go.jp/activities/ZZJP_100170.html

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